DappRadar($RADAR) 仮想通貨 将来性について①

オリジナルレポート

本レポートについて

DappRadarが提供している$RADARの将来性について計記事でレポートとしてまとめています。

⚠本レポートは将来性を考察したものであり、投資の推奨や将来予測を確約したものではありません。

目次

  1. DappRadarとは?~プラットフォームとしての現状分析~
  2. 投資対象としてのDappRadarの信頼度
  3. トークン発行についてホワイトペーパーを基軸にした分析
  4. 競合分析
  5. VCに基づく期待企業価値算定と株式・暗号資産の相違による解析
  6. 懸念点・想定リスク
  7. 総括・price prediction
この記事を読むとわかること
・DappRadarというブロックチェーンゲームやDefiをするうえで重要なプラットフォームについて理解できる。
・草コインと言われる時価総額の低い通貨の中で、人生を変える可能性のある通貨として認識できる。
・時価総額がCoinmarketcapで3000位(2022年10月現在)の草コインにリスクを理解して投資できる。
 時価総額順位が同程度でDappradarより実態を伴っていて投資対象として信頼性が高い通貨は少ない。
筆者の研究した結論ではありますので、他にもっと可能性を秘めているという通貨があればコメントで教えてください

今回は第一回であるため目次にあるようにDappradarの概要について説明していきます。

1.DappRadarとは? ~プラットフォームとしての現状分析~

https://dappradar.com/より引用

DappRadar(ダップレーダー)とはDappsに関する情報を提供する世界のDappstoreです。

Dappsとは、Decentralized applicationsの略で、分散型アプリケーションのことを指します。

つまり、Dappsはブロックチェーンを用いたサービスやゲームを提供するアプリなどの総称であり、ブロックチェーンゲームやDefiプロトコルなども含む幅広い言葉です。

分かりやすい例として、Uniswap、Compound、Pancake Swap、Raydium、OpenSea、Axie Infinity、STEPN等これらはすべてDappsと言えます。

DappRadarはそんなdappsについて12,000以上、50以上のプロトコルを世界中で 100 万人を超える月間ユーザーに届けることで、dapps 探索プラットフォームとして地位を確立してきました。

DappRadarは更なる成長とDAOの実現を求め、2021年12月に$RADARという独自通貨を発行いたしました。

2022年10月現在時価総額10億円で3631位、いわゆる草コインとなっています。

トークンについて深彫りしていく前に、まずはこのDappradarのプラットフォームとしての地位、次に信頼度について整理していく必要があります。

DappRadarが現在提供している機能は、ランキング機能、NFTエクスプローラー、ポートフォリオ機能、トークンエクスプローラー、エアドロップ機能、業界レポートに大きく分けることができます。

https://dappradar.com/より引用

DappRadarの使い方については後日、別記事でまとめたいと思いますので、どのような機能があるかに留めて述べていきます。

DappRadar とは 使い方について解説! | angousummary

ランキング機能

2018年の創業当初、最初に手掛けたDappradarの根幹ともいえる機能です。

当時Dappsのランキングサイトは他にも多くありましたが、正確で高品質なデータを提供し続けることで世界のDappstoreとして勝ち上がってきました。

現在もこの機能目当ての利用者が多くいます。

https://dappradar.com/より引用

Dappsを探したいときに、ブロックチェーンゲーム若しくはDefi、NFTs、分散型取引所、マーケットプレイス(OpenseaやMagicEdenなどのNFTを生成、販売、入札、購入することができる場所)で絞るだけでなく、その属するチェーンでランキングを絞ることもできます。

そのため自分が信じているチェーンがある場合、そのチェーン上のDappsの中でのランキングを調べることでより難度の高い先行者利益を狙った投資へと進むことができます。

引用許可申請予定

このようにランキング機能を使いこなすことで、先行者利益を得ることが可能になります。

このランキング機能の良い点は大きく2つあります。

1つ目は口コミなど主観によるランキングではなく、トランザクションというブロックチェーンを通した取引の処理回数により、客観的にそのDappsに流入している資金や人口を読み取ることができるという事です。

2つ目は詐欺が横行しているこの情報社会において、一覧で表示していて詳細に行くと公式のサイトまで飛ぶことができるということです。

これはパソコンなどを使っているときに、新しいサイトのダウンロードで恐怖を感じた経験がある人にはわかりやすいでしょう。

普段の私たちはApplestoreやGoogleplayといった皆が知っているサイトからダウンロードできるからこそ安心できており、ダウンロードをするためのプラットフォームがいかに重要かわかると思います。

アプリにアプリストアがあるようにDappsのDapps storeがDappRadarというわけです。

これからの10年で今のアプリ形態からDappsへの移行が進み、より身近になるでしょう。

Web2を駆逐するのではなく、それぞれ適した分野で共存する形にWeb3は浸透していきます。

例として認知度の高いbraveを提示しましたが、braveの仕組み自体はコンテンツクリエイターの収益性低下の可能性も言及されており、厳密なweb3の概念には諸説あります。

特にゲーム分野とブロックチェーンの相性は非常に良いです。

たしかに、ブロックチェーンゲーム業界は発展途上であり、異常な収益性による投機的側面や、大手が未参入ゆえにコンテンツとしての面白さも悪いイメージがあります。

しかし業界全体の勢いは右肩上がりであり、誰もが知ってるゲームメーカーもこぞって参入タイミングを伺っております。

Dappradar whitepaperより引用 356labs_DappRadar_RADAR Token_Whitepaper_vF

バンダイナムコはOasysというゲーム特化型のブロックチェーンの初期バリデーターとして参加していますし、DMMはグループ子会社を通じて同上のOasysに出資しております。

2022年9月末にはスクウェア・エニックスもOasysに参加、グリーがWEB3事業に参入を発表、セガのカードゲームがOasysのチェーンを採択したことで話題になりました。

好きなゲームのレアキャラクターや、モンスターハンターなどでいうオリジナルの発掘装備、マインクラフトのようなゲームの建造物などがNFTとなって高値で取引されるようになり経済の市場規模が膨れ上がる未来は想像に容易いのではないでしょうか。

モンスターを狩猟して稼いだお金によって、どうぶつの森で家を建てるようなお互いの長所を生かした遊び方ができるかもしれません

この冬の時代でさえも、ブロックチェーンゲーム(Gamefi)は成長できています。

https://jp.cointelegraph.com/news/gamefi-continues-to-grow-despite-crypto-winter-dappradar-report

収益性の調整と大手の参入が完了した時にブロックチェーンゲームは必ず流行するでしょう。

ここではまずDappRadarが例え競合に負けたとしても、このDapps storeというものは必ず必要であり、市場として伸びてくる分野だということを認識してください。

NFTエクスプローラー

https://dappradar.com/より引用

このNFT ExplorerではNFTをコレクションから探すことができます。

また、NFTは時価を把握しづらい無形資産です。

そこで、似たような条件のNFTが取引された際に、直近のトランザクションからNFTの時価を推定してくれるNFT Value Estimatorという機能もあります。

https://dappradar.com/より引用

もちろん一般的な資産と同様でそのNFTが実際にその価格で売れるかは分かりませんが、見積もり機能のような役割を担っています。

ポートフォリオ機能

https://dappradar.com/より引用

暗号資産市場に長く居ると、知らぬ間にエアドロップ(無償で配られる暗号資産のこと)を受け取っていたりします。

エアドロップはウォレットという名の財布を使って受け取っています。

しかし、ウォレットによってはその通貨を登録しないと表示してくれないことが多々あります。

Ethscanのようなトランザクションの履歴を見れば気づくことができますが、わざわざ取引履歴を見るのは税金計算のタイミングぐらいしかなく、気づいた時にはもう時価が下落してしまっているなどということもあります。

また資金が豊富な投資家や多くのウォレットを使っている程、その管理は煩雑になります。

そこでこのポートフォリオ機能にウォレットを繋ぐだけで、見落としなくウォレットの資産状況や推移を見ることができます。

また、そのウォレットで支払ったトランザクションの手数料も分かるという利点もあります。

現在はETH,BNB,Polygonチェーンのみの対応ですが、今後全てのチェーンに増やしていく予定です。

補足ですが、先程例に挙げたbraveウォレットもDappRadarに接続することができます。

トークンエクスプローラー

https://dappradar.com/より引用

トークンエクスプローラーでは、様々な検索条件に絞って検索することができます。

High lisk token filterという、詐欺やプロジェクトの解散などの危険性が高い流動性の低い通貨を除外する機能もあります。

こちらも現在はETH,BNB,Polygonチェーンのみの対応ですが、今後全てのチェーンに増やしていく予定です。

また、この検索により見つけた通貨をスワップ(交換)できます

https://dappradar.com/より引用

上記のように$radarはSwap機能でも入手することができます。

ただしブリッジ機能(異なるチェーンの通貨と交換できる機能)は無いため、イーサリアムチェーンのトークンが欲しければ、同じくイーサリアムチェーンのトークンと交換する必要があります。

エアドロップ機能

https://dappradar.com/より引用

あのIOSTにも、このエアドロップによって価格の上昇という影響を与えたことで有名です。

ほぼ毎週のペースでエアドロップが行われています。

一番多いのが上記画像の7万円の形式ですが、多少変動する時があり、2022年8月22日には574万円のNFTを1000人に分割して配っていたこともありました(1ドル140円で計算、以下同じ)。

https://dappradar.com/より引用

Dappdaysという同じく2022年8月のイベントでは8日から12日にかけて5日間毎日エアドロップがありました。

また、10月25~31日にかけてハロウィンイベントが行われ、サイト内の🎃等のマークを見つけた数で競争し、報酬が配られました。

イベントの際には毎日30万円分相当の合計賞金となるケースが多く、ハロウィンイベントではゲームのベータ版アクセスキーも報酬となっていました。

トークンを5000枚保有しているDappradar Pro(後述)はDappdaysの当選確率が3倍となり、ハロウィンイベントでは見つけた数が倍にカウントされるという優遇がなされています。

こちらも後述しますが、Dappradarが発行した$radarトークン自体も発行枚数の10%である10億枚を、過去のプラットフォーム利用者にエアドロップしています。

エアドロップを行っている場所が暗号資産界隈には様々ありますので、暗号資産をわからない人は無料で参加できる所から始めてみるのもおすすめです。

DappRadarの場合は、WEB3ウォレットという受け取るための財布とメールアドレスだけで応募することができます。

受け取った通貨の値上がりが期待できるだけでなく、上記画像のWinnerの箇所にブロックチェーンを介した送付先のウォレットアドレスが開示されているため、実際には配られない等の詐欺の心配もありません。

下記でその方法についても触れているので、気になる方は参考にしてください。

Dappradarとは 使い方 エアドロップについて解説! | angousummary

業界レポート

https://dappradar.com/より引用

様々な有名海外メディアサイトの引用元データにもなっているDappRadarが出しているレポートです。

ほぼ毎日レポートが更新されるため暗号資産の最新情報を仕入れて学習することができます。

引用されるほど高品質で正確なデータからもたらされるレポートを、無料で読めるのでおすすめです。

またこちらも後述しますが、DappRadar Proになると有料レポートを見ることもできます。


ここまではDappRadarの現在提供しているプラットフォームとしての機能の概要について述べてきたに過ぎません。

次はDappRadarの投資対象としての信頼度について述べていきます。

下記リンクへ続く

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