メタマスク ウォレットとは 開設方法と使い方(送金方法)について解説!

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メタマスクウォレットとは

メタマスクについて

メタマスクとは、イーサリアム等の仮想通貨(ERC-20規格で作られた通貨)やNFTをまとめて管理できるウォレット(お財布)のことです。

暗号資産界隈では、メタマスク等のウォレットを持つことにより、資産を保管するだけではなく、様々なブロックチェーンゲーム(Dapps)や金融サービス(Defi)に接続可能となります。

つまりサービスの利用には必然的にウォレットが必要となりますが、そのウォレットの中で最大シェアという信頼性を持つのがメタマスクです。

UniswapやCompoundといった主要なDefiはもちろんのこと、バイナンスチェーン等の様々なチェーンに接続することが可能です。

月間アクティブユーザー数は3,000万人を記録しており、今なお利用者数は増加しています。

Google chromeをはじめとしたブラウザの拡張機能として利用でき、モバイル版とデスクトップ版があります。

メタマスクの開発企業「CONSENSYS」

メタマスクは、暗号資産界隈業界で老舗のCONSENSYSという企業によって開発されました。

CONSENSYSはグローバル規模のブロックチェーン企業であり、ブロックチェーン技術の活用に尽力している企業です。

様々な仮想通貨関連のソフトウェアを開発しており、信頼性が高い企業となっています。

メタマスクを登録するメリット

メタマスクを登録するメリットとして、セキュリティの高さが挙げられます。

海外の中央集権型取引所(CEX)や分散型取引所(DEX)に資産を保管しておくと、ハッキングやトラブルが起きた際に引き出せなくなる可能性があります。

実際に、2022年11月に起きたFTX破産申請問題で、多くのユーザーが資産を失うこととなりました。

2009年のマウントゴックス事件を受け、日本の暗号資産規制は世界トップレベルで厳格となっており、国内の取引所においては、株式等の証券取引法の規制と同様に、顧客資産との分別管理が法的に定められているため、金融庁の認可が下りている仮想通貨交換業者であればリスクは低いと言えます。

セルフカストディという言葉があるように、資産は自身のウォレットに保管して置くことがセキュリティ面において安全性が高い可能性があります。

そこでおすすめなウォレットがメタマスクです。

メタマスクは、暗号資産をオンラインで保管するホットウォレットに分類されます。

オンラインで管理するためハッキングのリスクはありますが、シークレットキーフレーズを公開しなければ、資産を安全に保管できます。(登録方法のところで詳しく記述しています。)

当然、オフラインで管理できるハードウェアウォレットの方がハッキングリスクも回避できるため安全ですが、熟練者でない限りセルフゴックスという自身の管理ミスによる損失リスクの方が高いため初心者は避けた方が無難でしょう。

リスクがない保管は存在せず、相対的に見てリスクが低いであろうと考えられるためメタマスクはおすすめできるという事になります。

メタマスクの注意点と対策

メタマスクを利用するうえで注意点は主に三つあります。

一つ目は、メタマスクを偽のサイトに接続してはならないことです。

Defiサイトなどに接続する際は、公式のURLかを必ず確認してください。

入金前に関わらず一度でも偽のサイトに繋げてしまうと、資産を抜かれる可能性があります。

また、これはメタマスクに限ったことではありませんが、パスワードや個人情報を抜かれるリスクが極めて高いため、公共のWi-Fiへの接続は危険です。

加えて、カメラに映る可能性や、誰かに見られて詐欺にあう可能性があるため、公共の場で資産に関する画面を開くことは極力避ける必要があります。

二つ目は、シークレットキーフレーズは必ず紙媒体で保存することです。

クラウド上で保存すると、流出リスクが紙媒体よりも高くなります。

紙で保存する際は紛失リスクがありますが、厳重に管理すればシークレットキーフレーズを他人に知られることはまずありません。

紙に記入する際はシークレットキーフレーズの記入ミスがないように、大文字、小文字の確認と、スペルが合っているかを必ず確認してください。

三つ目は、一つのアカウントで全ての資産を保管しないことです。

メタマスクを登録する際は、複数アカウントを作成することをオススメします。

なぜなら、もし偽のサイトに繋げたり、シークレットキーフレーズが流出した場合の被害を最小限に抑えるためです。

一つのアカウントに全ての資産を保管しておくと、何かの拍子に資産を抜かれた場合に100%の損害を被ることになります。

複数アカウントを作り、資産を分配しましょう。また、複数アカウントを作る際も、それぞれのシークレットキーフレーズを紙媒体で保存する必要があります。

メタマスクの開設(登録)方法

メタマスクの登録方法について解説していきます。

モバイル版URL:https://metamask.io

デスクトップ版URL:MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)

☝本記事ではデスクトップ版で説明します

※⚠メタマスクに似た詐欺が多いためダウンロード数に気を付けてください。(上記URLは安全確認済)

上記のURLをクリックします。

そうすると、以下の画面が表示されます。右上のchromeに追加をクリックします。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

以下の画面が表示されます。拡張機能を追加をクリックします。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

以下の画面が表示されます。これでインストール完了です。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

開始をクリックすると以下の画面が表示されます。同意するをクリックします。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

以下の画面が表示されます。ウォレットを作成をクリックします。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

以下の画面が表示されます。パスワードを設定します。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

パスワードの設定が完了すると、12個の単語からなるシークレットキーフレーズが割り当てられます。

キーは、パスワードを忘れたときやメタマスクの復元のときに必要になるため、紙にメモをするなどして厳重に保管・管理をしてください。

もしキーを忘れたり紛失した場合、資金は二度と回収できなくなります。

また、これらのキーは銀行で言う暗証番号のようなものであるため、絶対に他言してはいけません。

どんなことがあろうとこのキーを要求してきた時点で詐欺だと判別してください。

⚠実際に暗号資産界隈ではDiscordなどで当選者にプレゼントを贈りたいという理由でこのキーを要求してくる詐欺が横行しています。

そして、次の画面ではこのキーを打ち込む、又は順番通りに並べ替える確認を行います。

確認に合格すると以下のように表示されウォレットの完成です。

MetaMask – Chrome ウェブストア (google.com)より引用。

メタマスクへの送金方法

メタマスクに資金を送金するために、まずは国内取引所で暗号資産を購入する必要があります。

暗号資産サマリーでは金融庁の認可が下りているCoincheckをおすすめしています。

国内口座未開設の方は先に下記リンクをご参照ください。

国内取引所でイーサリアムの購入

イーサリアム(以後ETH)をメタマスクに送金するために、まずは国内取引所CoincheckでETHを購入します。

chrome版のCoincheckを用いて、説明していきます。

→Coincheckリンク https://coincheck.com/ja/exchange

ログインすると以下の画面に映ります。左のタブの中から、販売所(購入)をクリックします。

https://coincheck.com/ja/exchangeより引用

以下の画面が表示されます。通貨の中から、ETHを選択します。

https://coincheck.com/ja/buysより引用。

数量を自分で入力します。2022/11/02時点の時価は、1ETHで日本円にして約240,000円です。

小数点単位から売買することが可能です。仮に0.005ETHを購入する場合、現在の時価では、日本円にして約1,200円で購入することができます。

交換する通貨は、円で購入する場合はデフォルト表示のJPYのままでOKです。元々保有しているBTCで購入する場合は、タブの中からBTCを選択し、購入します。

イーサリアムをメタマスクへ送金

次にETHをメタマスクのウォレットアドレスに向けて送金します。

ウォレットアドレスとは送り先の住所のようなもので、下記の位置からコピーできます。

https://pprct.net/metamask_howtouse_01/より引用。

⚠️ETHチェーン上のアドレスか要確認です。(表示がETHになっていれば大丈夫です)

まずは、ホームタブの暗号資産の送金をクリックします。(赤の四角で囲んでいるところ)

https://coincheck.com/ja/exchangeより引用。

クリックすると以下の画面が表示されます。

https://coincheck.com/ja/sendsより引用。

  • 送金する通貨は、Ethereumを選択
  • 宛先はメタマスクのETHチェーン上のウォレットアドレスを貼り付け
  • 送金先サービス名はその他を選択⏩「具体的な送金先サービス名を入力してください」と表示され、「個人ウォレット宛て」などと入力(厳密な決まりがないため)
  • 受取人種別は、本人への送金を選択
  • 送金目的は、暗号資産販売所・取引所サービスの利用を選択
  • 送金額には、送金したい額を入力

送金時には手数料がかかりますが、最低でも二回に分割して送金してください。

なぜなら、中央管理者がいないため送金ミスはそのまま回収不可能となるかです。

ですから、一度低額のETHを送金し、メタマスクへ送金できているかをしっかりと確認してください。

ETHの場合、海外のウォレットに一回の送金で、0.005ETH分の手数料がかかります。(2022/11/02現在)この手数料はケチらず、必ず分割して送金しましょう。

送金ボタンを押すと、Google Authrycatars等の2段階認証を使用している場合は、送金の確認のために当該番号を要求されます。

入力後、確認ボタンを押して手続きが完了します。

※2段階認証を設定していない方は、必ず登録してください。1分で番号が変化することにより、ハッキングに対する安全性が格段に上がります。

設定方法は下記をどうぞ

Help Center

送金は遅くとも5分ほどで完了します。

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